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酵母の様子をうかがいながらパンを焼く【関次商店 パンの蔵 風土/藤沢】



『パンの蔵風土』ではじめてサンドイッチを食べたとき、丁寧に調理されたとわかる味に感動した。サンドイッチはいつも10種類ぐらいあり、注文してからひとつひとつ具をたっぷりはさんでつくってくれる。



「ひとりで焼いているから、パンの種類が限られてしまうのでサンドイッチに力を入れたかったんです」と店主の岩田和憲さん。

岩田さんは教育大学を卒業後、保育園や養護学校に教師として勤務。その中の一校、自然派教育に力を入れている保育園で食べた天然酵母パンに感銘を受け、パン職人に転職したと聞いてびっくり。富ヶ谷の『ルヴァン』と、つくば市の『ベッカライ・ブロートツァイト』という有名ベーカリーを経て、独立した。一緒に働く奥さんの佳奈さんも『ルヴァン』のカフェ『ル・シァレ』で働いていたそう。



「天然酵母パンを知ってから自分自身の食生活も見直しました。店で使う食品もオーガニックなもの、健康的に育てられた鶏肉や卵などを使うようにしています。ぼくがパンを焼く上でいちばん大事にしているのは、食後感の良さ。体にやさしい食材で焼いたパンは、お腹にもすっきりおさまるんですよね」。



岩田さん自身が大好きという『タンドリーチキンサンド』は、生活クラブ生協の『丹精國鶏(たんせいくにどり)』を、スパイスやヨーグルトに1日漬け込んでジューシーに焼き上げ、サンドイッチに。ちょっと珍しい『フムスサンド』はパン窯の余熱でやわらかく煮たひよこ豆に、クミンやオリーブオイル、ねり胡麻とレモンを混ぜてペーストにしたものをたっぷりはさむ。人気の『たまごサンド』は菜種油ベースの自家製マヨネーズがまるでホイップのようなので「生クリーム入れてる?」とよく聞かれるほど軽くてマイルドだ。


「食事系のサンドに使う『なたね丸パン』は、オーガニック小麦粉と全粒粉を使い、牛乳や砂糖を入れずに焼く小麦本来の味がわかるパンなので、具の味が引き立ちます。こういうふうに食べるとおいしいのかと、お客さんが家で食べることをイメージしてくれるといいな、と焼いています」。



子どもたちを教える立場からパン屋になった岩田さんのパンには、職業は違えど、共通する温かみを感じる。店でもらえるチラシには「日によって表情が違う酵母の様子をうかがいながら、今日も元気でやってくれよと願いを込めて……」というフレーズがあり、グッときてしまった。

築130年という穀物蔵の風情ある空間を生かした店内は、静かな時間が流れ心地いい。ここでできたてサンドイッチをがぶりと頬張るのがおすすめ。カフェは不定期営業中だけど、イートインはできるそうだ。


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藤沢市本町4-5-20 9:00 ~ 15:00 日・月・火曜定休、夏季、冬季に長期休業あり。P3台※テイクアウトの方優先

タンドリーチキンサンド380 円、フムスサンド360 円、たまごサンド300円

*営業時間や料金、定休日などは変わっていることもあります。


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