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元気でおおらかな牛がすくすく育つ。【ちがさき牛齋藤牧場/茅ヶ崎】 


『ちがさき牛』は、茅ヶ崎の里山エリアにある齋藤牧場で育てられている国産牛だ。父から受け継いだ牧場を営むのは齋藤勝巳・忠道さん兄弟。広々とした牛舎で交雑牛を約60頭、黒毛和牛を約20頭育て、毎月4頭を出荷している。交雑牛とは父牛が黒毛和牛、母牛はホルスタインというかけ合わせの牛。和牛の肉質と体が大きいホルスタインの長所を持つ国産牛の主流種だ。齋藤牧場では、東北や北海道から10ヶ月の子牛を買い、20ヶ月間世話をする。



「いい肉牛に育てるのは生まれ持った可能性が3で飼料が3、環境と管理が3、というのが父の考え方でした。牛は日々品種改良が進化しているので、個体もかなり優秀なのですが、ぼくたちは残りの6のほうを大事に育てています」と忠道さん。


多くの料理人から「はじめて食べたときに衝撃を受けた」と言わしめるほどのちがさき牛のうまさを生み出すのは、オリジナルの飼料。メインはトウモロコシに大麦、米などの穀類だが、そのほかおからに糖蜜、納豆菌、ビール粕に海藻!?など全15種類の餌を、ブレンドして与えている。



「海藻はテレビ番組の『ガッテン!』を好きだった父が、海藻は体にいい、という特集を観て思いついたんです。人間に良いなら牛にもいいんだ、と父はいつも言っていました。餌に関しては、父が考えたレシピを守って食べさせています」。



広々とした牛舎の環境もクリーンだ。牧場独特の匂いはほとんど感じないほど常に清潔に保たれている。そして牛たちも元気でおおらか。 「一頭一頭に個性があるので面白いですよ。小食なのに大きくなる子がいれば、めちゃ食べるのに体は細いギャル曽根みたいな子も(笑)。うちは同じ牧場で生まれた子だけを同じ柵に入れるのでケンカもないです。生まれが違うと、もめるんですよ。同じ保育園から来た子を、そのまま小学校に入学させている感じかな」。



『齋藤牧場』がユニークなのは独自の生育方法だけでなく、販売もしていること。牧場内にある直売所には、多くの買い物客が訪れる。直販価格なので値段も財布にやさしい。


「自分たちで育て、売ると決めたとき、ちがさき牛という名前をつけました。でも肉の切り分け方すら知らなかったので(笑)、最初は知り合いの肉屋さんに来てもらい、技術を学びました。お客さんから教えられることも多いし、『おいしかったからまた来たよ』と言われると自分で育てて売って、良かったなと感じます」。



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茅ヶ崎市芹沢397-1 ☎ 0467-51-0128

直売所の営業日は金・土・日曜 10:00 ~ 17:00



*営業時間や料金、定休日などは変わっていることもあります。


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