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北インドカレーをベースに日本人が好きな味を目指す【ZUSHI-CURRY/鎌倉】



由比ガ浜大通りで目を引くウッディな外観の建物。その一角にあるのが『ZUSHI-CURRY』だ。カウンターと3つのテーブルだけのコンパクトな店を、ひとりで切り盛りするのは店主の中村拓さん。元は印刷会社のサラリーマン。カレー屋に転じたわけは10年ほど前に遡る。


「音楽や食べものとか、趣味趣向が似ていたうちの奥さんと結婚したころから、いつか一緒に何かやれればいいな、と思っていたんですけど、あるとき『カレー屋やりたいね』という話になったんです。でもどちらかといえば料理はぼくの方が得意だったので(笑)、自分が会社を辞め、夜間の調理学校に通いながら、カレー屋で修業をはじめました」。 と書くと、奥さんは何もしていないみたいだけど(笑)、店のコンセプト《グッドカレー グッドミュージック》の音楽面は妻の麻子さんの担当。音楽業界で働く麻子さんがセレクトする店のBGMは、いつ来ても心地よく、食欲を刺激する空間になっている。



店は2018年にオープン。それまで荻窪の『すぱいす』、西荻窪の『フレンチカレーSPOON』、『新宿ボンベイ』、鎌倉の『OXYMORON』など人気のカレー専門店で8年働いた。「何も知らないところから飲食の世界に飛び込みましたが、ルーではなく、ホールスパイスを使ってゼロから味を作っていくカレーを知り、こんな世界があったのか!と、どんどん面白くなっていきました」。


中村さんのカレーのベースになっているのは、北インドのカレー。インド系の良さを生かしつつ、日本人の舌に合うオリジナルのスパイスカレーを目指している。「ほかではあまりやってないと思いますが、鶏ガラと豚骨でスープを取っています。インドの食材は日本のものと比べて味が濃いので、出汁のうまみを足して味に奥行きが出るようにしています」。

 


カレーは6種類。それぞれスパイスの配合を変え、出汁を使って5種類の異なるカレーベースを作っている。黄色のターメリックライスは、飴色になる直前ぐらいまで丁寧に炒めた刻みタマネギを混ぜて炊いているそう。そのひと手間でカレーと相性抜群のライスに。6種類のカレーの中で、人気が高いのは『レモンキーマカレー』。鶏のひき肉とレモンの皮も実も全部使って仕上げるカレーだ。最後にレモンの皮をガリガリと削ってトッピング。かすかな酸味が爽やかなあっさりタイプのカレーなので年齢問わずファンが多い。


「最も自分らしい味と感じるのは、『スパイシーチキン』です。昔このカレーで国連大学前の『ファーマーズマーケット』に出ていたんです。店名もその時決めたし、言わばぼくの原点ですね。その味がブレることなく、今もここで出していることは、自信にもつながっています」。


 まだ独立時期も決めてないころの、腕試し、だったのだろう。ファーマーズマーケットで一生懸命カレーを売る夫婦の姿は、とある外国人客にスケッチされ、後日きれいに額装されてプレゼントされたそう。「うれしかったですね。鎌倉まで食べに行くよ、と言ってくれたので、いつか来てくれる彼のために、大事に店に飾っているんです」。




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鎌倉市笹目町6-7-103 ☎なし

11:30 ~ 14:00(L.O.)/ 17:30 ~ 19:30(L.O.)土曜11:30 ~19:30(L.O.)、日曜11:30 ~ 17:30(L.O.) 火曜定休 

レモンキーマカレー1,100 円、2 種盛り1,300 円、ラッシー400円


*営業時間や料金、定休日などは変わっていることもあります。


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