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おかえりなさいと迎えてくれるあったかい食堂【OSHINO/鎌倉】

ビストロ『オシノ』は店主・星野裕亮さんと共に2人の若い料理人が働いている。営業中は星野さんがサービスを担当し、注文を取り、ワインの説明をし、仕事帰りのお客さんを「お帰りなさい」と笑顔で迎えてくれる。なんともまぁ、家に帰ったようにホッとする店なのだ。



「気軽に来られる食堂がやりたかったんですよね。ホテルのメインダイニングで働いていたころは、年に一度の記念日とか、お祝いの席のディナーとか、そういうハレの日の料理を作っていたんです。でも僕自身、ワインを飲みながら、おいしいものを食べ、楽しく過ごせる店が好きなんです。堅苦しくなく、毎日食べても飽きないおいしいものを提供できる食堂が作りたいな、という気持ちで、この店をはじめました」。

 


オープンしたのは2008年。この半地下の独特な佇まいが気に入っていたので、空いたと聞いたときは、既に工事がはじまっていた別の物件をキャンセルし、すぐここに決めたそうだ。


『オシノ』の開店以来の看板メニューは、パテ・ド・カンパーニュ。しっとりとしてジューシー、ほとんどのお客さんがオーダーする一品だ。



「ピクルスを添えてお出しするんですが、酸っぱいものとパテカンがよく合うので、どんどんワインが進みます(笑)。温めて食べたいという方には、サラダにのせたものをおすすめしています。そんな味わい方も、なかなかうまいですよ」。

 この日の朝、漁港で仕入れた本カマスは香ばしくグリルされ、直売所で選んだ野菜は柔らかく蒸されたエチュベになった。朝採れの地魚が、味と風味を損なわないうちにおいしい一皿になるのもこの店ならでは。そしてシェフ自ら買ってくる横須賀の『安田養鶏場』の卵、《アトムくん》は、ポーチドエッグになって砂肝のコンフィにトロリとかかった。



「安田養鶏場の濃厚な味の卵を食べてもらいたいので、卵料理は常にいくつか用意しています。オムレツは定番ですし、いろいろやりますよ。ホワイトアスパラガスのシーズンには、卵を割ってのせて、オーブンで焼いてお出ししています」。

 目の覚めるようなショッキングピンクのビーツのスープは、冬の定番メニュー。鎌倉産のビーツで作るこの赤いスープが飲みたくて、毎年心待ちにしている常連が、たくさんいるそうだ。白いのはクリームではなく、牛乳+ヨーグルトソース!ほのかな酸味が、ビーツ独特の風味にぴったり。



『オシノ』にはコース料理もちゃんとあるけど、見ていると好きなものを次々と頼みながら、それに合わせて、フランスのビオワインを、グラスやボトルで飲む人がめっぽう多い。これも星野さんが作り上げてきた、日常生活のひとコマのような気軽な《食堂》スタイルなのだろう。



「あくまでもウチは食堂、という位置付けなので、トリュフをふんだんに……ということはなく、使ってもフォアグラぐいかな(笑)。店をはじめたころは、ほとんど地元の食材だけでまかなっていましたが、国内の素晴らしい生産者さんと少しずつ縁ができ、よその地方の食材も使うようになりました。魚は函館や長崎の五島の魚屋さんから、肉は丹波篠山のイノシシ、熊野の地鶏などを送ってもらっています。それらをまた地元の食材と合わせるのが面白いんですよね」。



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鎌倉市扇ガ谷1-8-6 小黒ビルB1 

営業時間:11:30 ~ 14:30 (L.O.) / 18:00 ~ 22:00(L.O.) 火曜定休、その他不定休あり   

現在の営業時間はお店にご確認ください。


砂肝のコンフィ ポーチドエッグ添え750円、カマスのグリルと野菜のエチュベ800円、パテ・ド・カンパーニュ1,100 円、ビーツのスープ550円、グラスワイン600円~。ランチ2,300 円、ディナー2,300 円~



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*営業時間や料金、定休日などは変わっていることもあります。



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