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タコライスも生オリオンもいっぺーまーさん!【アロハイタイ團/辻堂】

辻堂駅近くのビルの1階にあるカラフルな看板と、2階に見えるオリオンビールの提灯が目印の沖縄食堂。店内へ入ると、琉球ガラスをイメージしたという色とりどりのガラスからなる大きな窓が美しい。

オープンは2016年。藤沢の野菜や県産豚肉などローカル食材も取り入れつつ、伝統的な沖縄料理や、それをベースにした創作料理を出している。もともとは大船の沖縄料理店で働いていた小泉恵さんが、店主であり料理長。今も沖縄へ年2回は足を運び、飲食店や酒造を巡りながら、現地のオイシイモノを学んできているそうだ。

沖縄好きな常連の多くが注文するタコライスは、合い挽き肉とたっぷりのたまねぎで作ったタコミート自体に、しっかり濃厚スパイシーな味が付いている。全体を覆い尽くしたレタス、トマトといっしょに、ガーッとライスに混ぜて頬張れば、瞬く間に沖縄へトリップできる。好みで激辛の島スコをかけるもよし。

そしてもうひとつの名物、島豆腐マーボーは、藤沢の某有名中国料理店のシェフが、このお店のためにレシピを考えてくれたそうで。固めの島豆腐にコーレーグース(島とうがらしを泡盛に漬けた調味料)の何ともいえない香りをまとったピリリと辛いトロトロ餡が絡み、思わず「白いごはんください!」となってしまうこと間違いなし。 そのほか、もずくや島らっきょう、ゴーヤなどの天ぷらや、素朴なたまごポークなどの定番料理はおさえておきたいし、久米島の味噌を使っているという『味噌バターコーン味の沖縄そば』や日曜ランチの『島豆腐とアグー豚のハンバーグ』など、ここにしかないオリジナルメニューも気になる。

小泉さんによれば、アロハイタイ團という店名は、アロハとハイタイ(ハワイと沖縄の挨拶)と団欒のダン、という意味なのだとか。「小さなお子さん連れも大歓迎なので、気軽に遊びに来て、沖縄料理を食べながら一家団欒を楽しんでいただけたらうれしいですね」。 ちなみに、メニューはすべて手書きで、あちこちに「体にいいんだよ」「店仕込みだよ」みたいなひとことコメントと、かわいらしいイラストが添えられている。この手作り感あふれるメニューも、入口の看板も壁に掛けられた絵も、すべて小泉さんの友達のアーチストによるもの。ジーマミー豆腐のところに書かれた「ピーナッツの豆腐だよ」なんてコメント、幼いころの芦田愛菜ちゃんに言ってほしいくらい素敵だ。 メニューを新しくするときは、またその友達に書いてもらうそうで、そんな細部にまで店主の沖縄愛が込められているところも、このお店が人気を集めている理由のひとつなんだろうな、と納得。

そうそう、飲んべえとしては、泡盛を豪快にグラスに注いでくれるところも、生オリオンがあるのも、でーじ(すごく)うれしい。実は沖縄料理店でも、オリオンの生を置いているところって意外に少ないのだ。 キンキンに冷やされたジョッキでぐびりとやれば、「オリオンは沖縄で飲まなきゃおいしくない説」なんて、気のせいだとわかるだろう。

#辻堂 #沖縄料理 #泡盛 #オリオン #タコライス

 

藤沢市辻堂元町1-3-25辻堂コラムII2F


18:00〜24:00ごろ、日曜は12:00〜24:00ごろ 火曜定休 *現在の営業時間はお店にご確認ください。

タコライス950円、ポーク玉子680円、島豆腐マーボー塩味で1050円、生オリオンビール600円、泡盛グラス500円〜




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