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手づくりデザートにひとめ惚れ【すずの木カフェ/茅ヶ崎】


  「30〜40年前に、どこの街にもあったような喫茶店をやりたかったんです」と店主の吉村千絵さん。茅ケ崎駅からほど近い、中華料理店が並ぶ路地にひっそりとある『すずの木カフェ』は、オープンして11年。昼休みにランチを食べる人、または午後のひとときをコーヒー片手にくつろぐ人と、それぞれの目的で人々が過ごす街中のカフェだ。 ただし、食事メニューもデザートも飲み物も、通常の喫茶店レベルをはるかに超えたものばかり。とくに人気のケーキやタルト、パフェなどの甘いデザート類は、材料ひとつひとつが、すべて店で調理されている。



「大学卒業後、料理学校に入り、東京とフランスで料理を学んだ後、国内とフランスでサービスの仕事と料理人の修業をしました。その経験から、デザートはコースの一部門としての発想で作っていますね。カフェ定番のチーズケーキやチョコレートケーキも、味わいが違うと思います」。  


 ケーキだけでなく、人気のパフェひとつとっても、アイスクリームはもちろん、トッピングのグラノーラ、ブラウニー、フルーツソースも全部自家製。さらに冷たいドリンクの素となるコーディアルシロップや、黒糖ベースのコーラまで作っているとか。手作りバンザイ!



「うちのパフェはいたってシンプルですけど、ひとつずつ材料を丁寧に作ることで、ちゃんとした一品になる、そんな考え方でやっています。料理人の思考なのか、いろいろ組み合わせるのが好きなんですよね。初夏におすすめの紅茶の『ティーゼリー』は、そのまま出してもおいしいんですけど、季節の果物のほかに、アイスクリームとグラニテ、フルーツコンポートのシロップをかけて出しています。これが出てくるとちょっとうれしい感じ?グラニテがキラキラしていて、見た目も楽しいんじゃないかと思って作っています」。  

 

 季節ごとに果物の種類が変わるタルトも、しっかりと材料を焼きしめるタイプ。5月まで食べられる苺のタルトは、フレッシュな苺とコンフィチュールを混ぜて、生地にのせてしっかりと焼いたもの。パティスリーのフレッシュな苺のタルトが《よそゆきの味》としたら、これは《家庭の味》?そういえばこの店の料理も、家庭料理を思わせる。

「週替わりのランチは、ごはんと相性が良く、フランスやヨーロッパの家庭で食べられているようなものをイメージした料理を出しています。肉と野菜を組み合わせた煮込み料理やブレゼ(蒸し料理)が多いですね。毎週茅ヶ崎の『伊藤農園』から届く有機野菜の顔ぶれを見ながら、メニューを決めています」。  

 もうひとつのランチ、カレーも週替わりで内容が変わるので、これも楽しみ。また、昨年からお昼のメニューに加わったベジランチも好評だ。 「べジタリアンやヴィーガン対応メニューの需要が、最近増えています。とくにベジタリアン向けではなく、誰でもおいしく食べられ、しっかり調理した野菜料理をお出ししたいと思っています」。  ラインナップにベジランチが加わり、選ぶのに悩む時間が増えそうだ。

#茅ヶ崎 #すずの木カフェ #カフェ #cafe #lunch #dessert #gallerycafe #chigasaki ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------- すずの木カフェ 茅ヶ崎市元町4-32 11:30 ~ 18:00 日・月曜定休

http://suzunokicafe.com

《テイクアウト情報はこちらでご確認ください》 https://www.facebook.com/suzunokicafe/


ティーゼリー650円、自家製レモングラスのコーディアルスカッシュ620円、週替わりランチ ドリンク付き1,280 円、自家製タルト480円(税込)

*営業時間や料金、定休日などは変わっていることもあります。

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