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鎌倉で食べておくべき絶品八寸【Umi鎌倉/鎌倉】

 昔はひとりで回転寿司30皿食べたとか、4人用ケンタッキーパーティーバーレルをたいらげたとか、そういうやんちゃなころもあったが、今はさすがに落ち着いて、《おいしいものを、ちょっとずつ》時代に突入している。だから八寸や前菜盛り合わせは大好物だ。お酒を飲みはじめる肴として理想的だし、そこには「これを食べてみて!」という旬の一品や名物料理が含まれているから、お店の味やセンスもわかる。


 そんな八寸をメインにしたオーガニックランチが人気を呼んでいるのが、2018年12月、極楽寺駅すぐ近くにオープンした『Umi鎌倉』。あの茅ヶ崎『熊澤酒造』を手がけたケムリデザインの和田義之さんが、築80年の一軒家を素敵な空間に変身させている。




 八寸に使われている大皿と、その上に並んだ豆皿は、秦野の陶芸家・丹羽健一郎さんの作品。「丹羽さんのうつわに巡り合ったときに、鎌倉の店は八寸で行こう、と決めたんです」と教えてくれたのは、料理長の安藤晋さん。『かいひん荘鎌倉』で10年間、日本料理の修業を積み、オーガニックの名店『ぎんざ泥武士』で知り合った米山亮さんと共に、秦野『Bio食堂』、そして『Umi鎌倉』を立ち上げ、オーガニック界に新風を吹き込んでいる。 彼らの目指すものは《一部の人たちのための高級オーガニック》ではなく《みんなが気軽に楽しめるおいしいオーガニック》。ゆえに安藤さんの八寸ランチも、オーガニックとは思えない値段なのだ。

 

 この日の八寸は12品。季節の有機野菜と天使の海老の蒸し物、茄子の揚げ浸しとシラス、カボチャのすり流し、キノコの山椒煮、〆サバ、平飼い卵の出汁巻き、高知産神山鶏の竜田焼き、赤大根の甘酢漬け、青菜のお浸し、ブロッコリーの梅鰹和え、サツマイモとナッツのサラダ、おぼろ豆腐。別皿に鎌倉野菜の味噌ディップ、九州の麦味噌の味噌汁、酵素玄米が付く。色とりどりの食材や豆皿が織り成す一枚の絵のような美しさにうっとりしてしまい、なかなか箸をつけられない。

「鎌倉の渡辺農園さんの有機野菜、由比ヶ浜の漁師さんから直接仕入れる地魚など、新鮮なものが手に入るので、余計なことをしない、シンプルな料理を心がけています」。


 この朝仕入れた海の幸を見せてもらった。ハモ、ハタ、バイ貝。「ハモは骨切りして天ぷらに、ハタは刺身、バイ貝は煮ようかな。地のヒラメの刺身なんかも本当においしいですよ」と安藤さん。漁師さんは毎朝7時に電話で獲れた魚を教えてくれるそうだ。 「市場に卸す方が簡単だけど、自分の獲った魚は、顔の見えない人じゃなくて、知っている人に使ってほしい、って言ってくれるんですよ」。おお、グッときますね。その魚、絶対うまいはず。


 帰り際にふと裏の窓を開けたら、江ノ電沿線でここにしかないというトンネルの煉瓦造りの門が眼下に見えて、ちょうどそこに緑色の車輌が吸い込まれていくところだった。誰も知らない鎌倉の景色を見てしまったような、八寸に盛りきれなかったオマケまで楽しませてもらったような気分。ごちそうさまでした。





#鎌倉・大船 #鎌倉 #極楽寺 #Umi鎌倉 #和食 #オーガニック #魚料理 #地魚 #Bio食堂

Umi鎌倉

鎌倉市極楽寺2丁目1-19 営業時間11:00〜16:00(L.O.15:00)/17:30〜21:30(L.O.20:30) 火曜定休 P2台 《テイクアウト情報はこちらでご確認ください》

https://www.facebook.com/Umi鎌倉-1854854744633732/

Umiランチ2,300円、極楽ランチ3,500円、お野菜ランチ1,800円。夜はUmi御膳4,200円〜

※すべて八寸付き *営業時間や料金、定休日などは変わっていることもあります。


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