焼き餃子に添えられたタレは、《小皿》ではなく《小鉢》入り。レンゲですくい、餃子の上にたっぷりかけて頬張ると、「フチまで焼き色がつくようにきっちりパリッと焼く」ことにこだわっているという皮が、口の中で割れて弾けた瞬間にジュワジュワと肉汁があふれ出す。
「台湾の醤油がタレのベース。ネギや生姜、唐辛子、山椒の実、胡麻、酢などを入れています」と鈴木康弘店長。ふつうの餃子の倍以上のサイズだが、ふたりで15個の皿を注文するのも珍しくないそうだ。

一方、ニンニク不使用の水餃子は皮が厚くて、焼き餃子よりもモチモチ度アップ。ココナッツ入りのタレはエスニックなスパイスの香りが漂い、これまたほかにはない味わい。
うちの手づくりの餃子をぜひこの手づくりのタレで楽しんでほしい、という餃子愛みたいなものがビシビシと伝わってきて、何だかうれしくなってしまう台湾料理店なのである。

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湘南火鍋房
藤沢市鵠沼橋1-1-17サンヨービル1F 営業時間17:00~2:00 (L.O. 1:00)、日曜は16:00~23:00(L.O. 22:00) http://www.senri-dining.com/hinabe.html
手作り餃子10個1,480円(4個600円、15個2,180円)、手作り水餃子5個580円(3個360円) *営業時間や料金、定休日などは変わっていることもあります。